『牙狼』スピンオフ主演の秋元才加、目標はロッキー!
第28回東京国際映画祭
元AKB48の秋元才加が出演したテレビドラマ「牙狼<GARO>」シリーズのスピンオフ作品『劇場版 媚空-ビクウ-』が22日、開催中の第28回東京国際映画祭で上映され、主演の秋元が須賀健太、佐野史郎らと共に舞台あいさつに登壇した。秋本は、次またアクションの機会があればロッキーを目指した肉体作りをするつもりだと明かして会場を盛り上げた。
【写真】秋元才加、須賀健太、佐野史郎ら出演『牙狼』スピンオフ!
本作は、昨年放送されたテレビシリーズ第4弾「牙狼<GARO> ~魔戒ノ花~」で、秋元が演じた闇に堕ちた騎士や法師を斬る孤高の闇斬師・媚空を主人公にしたスピンオフで、2005年に放送開始した「牙狼」シリーズの10周年記念作品となる。原作者の雨宮慶太が総監督、大橋明が監督とアクション監督を務めた。
上映後に登場した秋元は「みなさんいかがだったでしょうか?」と客席に恐る恐る問いかけ、会場が拍手に包まれると「ホッとしました」と笑顔を見せた。ヒロインの媚空を熱演し、アクロバティックなアクションを披露した秋元に、客席のファンからは「かっこよかった!」との声も飛んだ。
秋本は、本作の話を聞いたときは「次に繋がったというか、チャンスをいただいたという気持ちがすごく大きかった」というが、「同時に従来の『牙狼』ファンの方や新しいファンにも楽しんでいただける作品にしたいと思いました。今日皆さんのお顔を見たら、さらにこの作品をアジアだけでなく世界に広めていきたいなと思いました」と同作への思いを語った。
劇中で披露している見事な肉体美については、「撮影の2、3ヶ月くらい前から週3回程ジムに通って体を作りました。でも、自分的にはまだまだいけたかなという感じ」とどこかまだ物足りない様子。「次、またこのような機会があったらロッキーみたいな体にしたいなって思っています」と意気込んで会場を沸かせていた。(取材・文:名鹿祥史)
『劇場版 媚空-ビクウ-』は11月14日より新宿バルト9ほか全国公開