「花男」舞台版キャストが勢ぞろい!初ミュージカル化
23日、都内で行われた舞台「花より男子 The Musical」の製作記者会見に、F4役の松下優也(X4)、真剣佑、白洲迅、上山竜治と、3,000名以上もの中からオーディションで選ばれた、ヒロイン・牧野つくし役の加藤梨里香に加え、木村了、古畑奈和(SKE48)、玉置成実、生田智子、吉野圭吾ら主要キャストと演出家の鈴木裕美が勢ぞろいし、それぞれの意気込みを語った。
「花より男子」は 、1992年~2003年に集英社「マーガレット」に連載された神尾葉子の伝説的人気コミックス。貧乏なヒロインと財閥の御曹司の恋愛模様がコミカルに繰り広げられる本作は、日本はもとより台湾、韓国でもドラマ化され高視聴率を獲得した。本舞台で、初めてミュージカル化される。
超セレブの子息たちの集まる英徳学園高校で学園を牛耳る、御曹司集団「F4」(Flower 4「花の四人組」)のリーダー・道明寺司を演じる松下は、「出演が決まったときは、驚きましたね。しかも道明寺役!」と喜びを語り、「母は『あのオレサマ的なところ、ピッタリやん!』って喜んでくれました」と満面の笑みで明かす。また、「優しさを表現できない不器用さも似ていますが、お金持ちなところは全く似ていません」とおどけてみせた。
一方、茶道家元の子息でプレイボーイの西門総二郎にふんする真剣佑は、「舞台もミュージカルも初めてなので確かにプレッシャーはありますが、自信を持って西門を演じたい」とやや硬い表情で決意表明。しかし、十代の胸キュン体験を聞かれると、アメリカ育ちの真剣佑は「アメリカには胸キュンという言葉はありません」とジョークで応じ、「でも、日本の制服にはキュンとしますね。あれはアメリカにはありませんから」と答えて、観客の笑いを誘った。(取材:坂田正樹)
「花より男子 The Musical」は2016年1月5日~24日まで東京・シアタークリエにて、1月28日(福岡)、2月6日・7日(名古屋)、2月11日~14日(大阪)で公演