Perfumeあ~ちゃん、レッドカーペットは人生で一番緊張した
第28回東京国際映画祭
24日、現在開催中の第28回東京国際映画祭パノラマ部門で公式上映される映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』の舞台あいさつがTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、Perfumeのメンバー、あ~ちゃん(西脇綾香)、かしゆか(樫野有香)、のっち(大本彩乃)、そして佐渡岳利監督が登壇した。
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本作はメジャーデビュー10周年を迎えたPerfumeの2014年から2015年にかけての海外ツアー「Perfume WORLD TOUR 3rd」「SXSW 2015」の舞台裏に迫ったドキュメンタリー映画。普段ファンの前では見せることのない表情や独占インタビューなど、等身大のメンバーの姿が描かれている。
先日オープニングのレッドカーペットを闊歩(かっぽ)したあ~ちゃんは「女優さんじゃないのに歩いていいんじゃろーか、踊らなくていいのかなって思いました」とあ~ちゃん節を披露し、「今まで味わったことのない、人生で一番緊張した経験でした」と感想を語った。かしゆかも「日活さんから映画の話をいただいたときは、わたしたちのことをドキュメンタリーにしたいという人がいるなんて驚きでした」と当時を振り返ったが「レッドカーペットを歩けて、夢見心地でした」と笑顔を見せた。
結成から15年、さまざまな夢を叶えてきたPerfumeだが、本作でも、さらに大きな夢を語っている部分がある。あ~ちゃんは「わたしたちの音楽を世界に発信しようと決めたとき、場所は違うけれど、日本と同じことをしようと誓いました。海外でライブを行うことが日本人にとってどれだけの決意であったか、腹をくくっているかをわかってほしいです」と作品に込められているメッセージを語ると、のっちは「(アメリカツアーでのPerfumeは)堂々としているように見えます。単独でアメリカライブをしたいという目標を、石橋を叩いて渡るように3年かけて進んでいったからかもしれませんね」とコツコツと努力することの大切さを述べていた。
「ここまでPerfumeを続けてこられたのは、2人がいたから」とかしゆかがメンバーへ感謝を伝えると、のっちも「年を重ねるごとにPerfumeの活動が楽しくなってきています。劇中で語った大きな夢、その夢に向かう道中も楽しんでいきたいです」とさらなる飛躍を誓っていた。(磯部正和)
映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』は10月31日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開
第28回東京国際映画祭は31日まで六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿ほかにて開催中