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『ハリポタ』ロン役ルパート・グリントが仕掛け人!?偽キューブリック誕生の瞬間を捉えた映像

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偽キューブリック(左)とジョニー役のルパート・グリント(右)
偽キューブリック(左)とジョニー役のルパート・グリント(右) - (C) Partizan Films- Nexus Factory - Potemkino 2015

 『ハリー・ポッター』シリーズのロン役で知られる俳優のルパート・グリント主演の映画『ムーン・ウォーカーズ』から本編映像が公開され、スタンリー・キューブリック監督の偽物が誕生する瞬間を捉えたシーンが披露された。

 1960年代のロンドンを舞台にした本作は、月面着陸を成功させられそうにないNASAを見かねたアメリカ政府からの依頼を受け、月面着陸映像を捏造(ねつぞう)するためキューブリック監督を捜すことになったCIA諜報員キッドマン(ロン・パールマン)が巻き込まれるドタバタを描いたコメディー。

 ルパート演じるジョニーは、キューブリックのエージェントオフィスで偶然キッドマンと出会い、彼から莫大な製作費をだまし取るという役柄。キッドマンがベトナム戦争帰りで映画に詳しくないことを利用し、似ても似つかない男をキューブリックに仕立て上げる。

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 公開された映像では、キューブリックの写真とハサミを手に“偽キューブリック”を作り上げるジョニーの姿が。「どう見てもキューブリックじゃないよ」と主張する偽キューブリックに、「ヒゲさえあれば何とかなる。じっと座ってそれっぽく話せばいい」と指示するジョニー。それでも男が「無理だよ きっとバレる」と言うと、「ビビるな 相手はハリウッドのバカだ」と余裕を見せる。

 最後には、「僕はどんな映画を作ったの?」という偽キューブリックの問いに、ジョニーが『突撃』『博士の異常な愛情』『ロリータ 』と次々作品の名前を挙げるシーンが映し出される。「待って、ロリータ? ロリコンの映画だそんなのヤダよ もっと違う監督にして ヒッチコックは?」と抗議する男に、すげなく「お前はキューブリックだ」と言い放つジョニーの姿からもわかるように、さえわたるブラックジョークの数々が見どころだ。(編集部・吉田唯)

映画『ムーン・ウォーカーズ』は11月14日より新宿シネマカリテほかで公開

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