ハリウッド版「攻殻機動隊」に進展!『ストレイト・アウタ・コンプトン』脚本家起用へ
士郎正宗のコミック「攻殻機動隊」のハリウッド実写化作品で、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のジョナサン・ハーマンが脚本家として起用されることになった。The Hollywood Reporter が報じている。
本作は、映画『ゴーストライダー』のアリ&アヴィ・アラッドとスティーヴン・ポールがドリームワークスのもと企画し、ディズニーが配給する予定の作品。世界中のファンから支持を受けた士郎正宗のSFコミック「攻殻機動隊」は、押井守監督が『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』としてアニメーション映画化しており、今回のハリウッド版では映画『スノーホワイト』のルパート・サンダーズ監督がメガホンを取ることになっている。そしてこのたび、ジョナサン・ハーマンが、ウィリアム・ウィーラー、ジェイミー・モスが執筆した脚本を改稿することになった。
そのストーリーは、科学技術が高度化した近未来を舞台に、犯罪やテロを未然に防ぎ、国家の保安や機密を守る公安警察組織である攻殻機動隊の戦いを描いたもの。キャストには、攻殻機動隊の実質的なリーダーで、肉体をほぼ全てサイボーグ化(義体化)した草薙素子に、映画『アベンジャーズ』などのスカーレット・ヨハンソンが挑戦することになっている。
ジョナサン・ハーマンは、ユニバーサル・ピクチャーズの『スカーフェイス』のリメイク作品の脚本も執筆し、さらにヒッチコックの映画『鳥』のリメイク作品も現在執筆している。
今作の公開は、2017年3月31日を予定している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)