武田鉄矢「妖怪ウォッチ」金八パロを公認 劇場版声優に決定
人気アニメ「妖怪ウォッチ」に存在するドラマ「3年B組金八先生」のパロディー「ニャンパチ先生」について、金八先生を演じた武田鉄矢が言及。「ニャンパチ先生については以前から知っていました」と言うと、「ニャンパチ先生は(金八先生の)ものまねみたいで、好感を持ちました」とパロディーを認めていることを明かした。
27日、同アニメの劇場版第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(12月19日全国公開)に登場するサンタクロースの妖怪・巨大サンタ役で、約4年ぶりに声優を務めることが発表された武田。アニメ「妖怪ウォッチ」では、マスコットキャラクターのネコの妖怪ジバニャンが、グレーのスーツに肩まで伸びたロン毛や生徒をしかるときの「このバカチンニャー!」というセリフなど、まさに金八先生をモデルにした“ニャンパチ先生”にふんしている。武田はこのパロディーについて好印象だと話すと、「オファーが来る前から、ジバニャンは俺に少し似ているな、と思っていました」と語る。
さらに過去に出演したドラマ「101回目のプロポーズ」で、トラックにひかれそうになりながらもヒロインに愛を伝える役にふんした武田には、トラックにはねられて自縛霊になってしまったジバニャンと通じるものがあったよう。「(「101回目のプロポーズ」では)トラックに飛び出して、死にはしなかったけど、ジバニャンは死んで妖怪になってしまいました (笑)」とコメント。同アニメに理解があることを示しつつ、「この映画が大ヒットして子どもたちのすてきなクリスマスプレゼントになること、サンタクロースやジバニャンの不思議な力を信じる子が日本中の子どもたちに一人でも増えることを祈っています」と子どもを見守る「先生」らしい言葉で結んだ。
また、『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』のゲスト声優には武田のほか、長澤まさみと博多華丸に加え、声優初挑戦となる堀ちえみと博多大吉が決定。長澤は生前のジバニャンの飼い主であるエミちゃん、堀はエミちゃんの職場の千秋先輩の声を担当。華丸は相方・大吉と共に、妖魔界議長の部下でジバニャンたちの敵となり大バトルを繰り広げる妖怪コンビ、猫きよ&犬まろ役を務める。(編集部・井本早紀)