有村架純、藤原竜也にトキメキ…実写版『僕だけがいない街』初映像

　藤原竜也と有村架純の初共演で三部けいの同名人気漫画を実写映画化する『僕だけがいない街』から初の映像となる特報が公開され、藤原との共演を振り返ったヒロイン・愛梨役の有村が「（藤原さん演じる）悟さんが愛梨って呼ぶとき、切ない中にも愛情があるように名前を呼んでくれて、キュンッとしてトキメキました」と語るように、大切な人を守るために奮闘する主人公を熱演した藤原の姿が披露された。

　『ツナグ』「天皇の料理番」などの平川雄一朗監督がメガホンを取った本作は、自身に降りかかる“事件”を食い止めなければ、自分の意志に関係なく何度も同じ時間を繰り返す現象（＝リバイバル）に巻き込まれた主人公の悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。

　公開された映像は、「まただ。時間が巻き戻る」という悟のセリフから始まる。バイクに乗っている悟の前には、交通事故の危機にさらされた小学生が。リバイバルによってその小学生の未来を知っている悟は、身をていして子供を守る。さらに、燃え盛る炎の中から愛梨を助けようと悟が必死になるシーンや、悟が小学生に戻ってしまう場面も収められており、二人の関係、そして事件の行方に注目だ。

　また、藤原のセリフに胸キュンしたことを明かした有村に対し、藤原は「印象的なセリフを的確に、大事に、耳に残るように相手に伝える作業がさらっとできる人。その上、架純ちゃんらしさ愛梨らしさを持って可愛らしく伝えてくれるから、すごい人だなと思いましたね」とその演技を絶賛しており、初共演の二人が織り成すドラマチックな物語に期待が膨らむ。（編集部・吉田唯）

映画『僕だけがいない街』は2016年3月より全国公開