キアヌ・リーヴス、アン・ハサウェイ、ダニエル・ラドクリフ…新作で夢の共演!
キアヌ・リーヴス、アン・ハサウェイ、ダニエル・ラドクリフといったハリウッドを代表する俳優陣がシェーン・カルース監督の新作『ザ・モダン・オーシャン(原題)/The Modern Ocean』に出演すると The Hollywood Reporter が報じた。
キアヌ・リーヴス、アン・ハサウェイ、ダニエル・ラドクリフ、クロエ・グレース・モレッツ、ジェフ・ゴールドブラム……。どこかの映画祭に登場したスターたちの名前ではない。なんとこのスターたち全員がカルース監督の『ザ・モダン・オーシャン(原題)』に出演するという。
同サイトによると、本作はカルース監督の200ページにも及ぶ脚本に基づき、巨大な貨物船を所有する貿易業者による、海の交易路と貴重な資源を巡る激しい争いと復讐の様子が描かれるという。また製作会社フィルムネーションの関係者は、「危険や陰謀が渦巻くこの壮大な物語は、私たちを古代アルジェリアの貿易商社から深海の海底まで連れていく。非常に独創的な映画だが、難解なリアルさに基づいている」と述べている。
ところで、日本ではあまり知られていないシェーン・カルースとは何者なのか。ソフトウェアエンジニアから転身したカルース監督は、1972年生まれで米サウスカロライナ州の出身。難解なストーリーラインで観る者を魅了する、ハリウッド注目の映画監督といわれている。2004年のインディーズ映画『プライマー』では、主演・監督・脚本・撮影・編集・音楽・製作を務め、低予算で製作されたそのSFサスペンスはカルト的人気を博して2004年のサンダンス映画祭で審査員大賞を受賞した。また2013年の『アップストリーム・カラー(原題)/Upstream Color』でも監督・脚本・撮影・編集・音楽・製作を担当し、重要な役として自ら出演もしている。こちらは2013年の同映画祭で審査員特別賞を受賞した。
世界の大物俳優たちが出演を決めたシェーン監督の脚本は、どのような物語を秘めているのだろうか。各俳優がどんな役どころを担うのかはまだ明らかにされていない。世界が注目する『ザ・モダン・オーシャン(原題)』の動向に、我々も注目したい。(編集部・海江田宗)