ピクサー最新作『アーロと少年』弱虫な恐竜が勇敢な少年と繰り広げる大冒険!特別映像
数々の名作を世に送り出してきたディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』から、ポスタービジュアルと、ピクサー20周年にちなんで“20年の友情の軌跡”と題された特別映像が公開され、『トイ・ストーリー』のウッディ&バズをはじめとした過去作の名コンビを振り返りつつ、本作の弱虫な恐竜アーロと人間の少年スポットが出会い、壮大な冒険を繰り広げていく様子が披露された。
本作は、もしも隕石が地球に衝突せず恐竜が絶滅していなかったら? という設定で、恐竜だけが言葉を話す世界となった地球を舞台に、弱虫でひとりぼっちの恐竜アーロが、少年スポットとの壮大な冒険の先に大切なものを見つけていくファンタジー。
恐竜アーロは3兄姉の末っ子で、弱虫で甘えん坊な性格。兄や姉と比べて体が小さく、一人では何もできない怖がりなために、いつもからかわれている。そんな兄姉にコンプレックスを持つアーロをどんな時も見守ってくれていたのが、優しい両親だった。しかしある日、アーロは川の激流に流されてしまい、愛する家族から遠く離れた見知らぬ土地で目覚め、むき出しの大自然の中、初めてひとりぼっちの寂しさと不安に襲われる。そんな迷子のアーロが絶体絶命のピンチに追い込まれた時、彼を救ってくれたのは同じくひとりぼっちの勇敢な少年スポットだった……。
公開された映像では、世界中のファンから愛され続けている歴代のディズニー/ピクサーのキャラクターコンビの様々な友情の形が紹介される。そして、その歴史に加わることになる最新作『アーロと少年』へと映像は切り替わり、恐竜アーロが崖の上にいる少年スポットと出会う様子が映し出される。その後、広大な自然を描いた映像美の中で、時に困難に立ち向かい、時に笑いながら、二人が歩みを進めていく姿に引き込まれる。
監督を務めたのは、『モンスターズ・ユニバーシティ』などでボイスキャストを務めてきたピーター・ソーン。『トイ・ストーリー』から20年を迎えたピクサーにとって、本作が新時代の幕開けになるのか。ひとりぼっち同士のふたりが紡ぐ感動の物語に期待が高まるばかりだ。(編集部・石神恵美子)
映画『アーロと少年』は2016年3月12日より全国公開