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80年代の伝説的カルト映画『爆裂都市』がブルーレイ化

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石井岳龍(当時は石井聰亙)監督が『マッドマックス2』の影響を受けて作ったといわれる『爆裂都市 BURST CITY』
石井岳龍(当時は石井聰亙)監督が『マッドマックス2』の影響を受けて作ったといわれる『爆裂都市 BURST CITY』 - (C)東映

 1980年に公開され、カルト的な人気を誇る石井岳龍(当時は石井聰亙)監督によるSFアクション映画『爆裂都市 BURST CITY』がブルーレイ化され、来年1月6日に発売されることが決定した。

 本作で描かれるのは、無法地帯の近未来都市を舞台にロックグループの少年たち、原発建設を図るギャング、奴隷と化した人々、武装ポリス団らが入り乱れて抗争を繰り広げる物語。『狂い咲きサンダーロード』(1980)で高い評価を受けた石井監督が、25歳の若さで作り上げた。街全体を巨大なセットとして川口市郊外に構築。数々のカスタム・カー&バイクが登場し、爆裂する街のパニックシーンでは6,000人以上のエキストラを稼働するなど、破格のスケールで制作された。

 劇中で「バトルロッカーズ」と呼ばれるロックバンドのメンバーに、当時“めんたいバンド”として人気を博していた博多出身のロックバンド「ザ・ロッカーズ」の陣内孝則鶴川仁美、「ルースターズ」の大江慎也池畑潤二らがふんし、彼らのライブシーンも話題に。そのほか、「スターリン」や「INU」の町田町蔵(現・町田康)ら当時の音楽シーンをにぎわせたミュージシャンがこぞって出演。ライターの戸井十月、ヒールレスラーの上田馬之助、お笑いトリオのコント赤信号、暗黒舞踏団「大駱駝艦」の麿赤児泉谷しげるら強烈な個性を放つ面々が集結し、唯一無二の石井ワールドを彩った。(編集部・石井百合子)

『爆裂都市 BURST CITY』ブルーレイ(価格:4,700円+税)は2016年1月6日発売(販売元:東映/発売元:東映ビデオ)

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