ハルクVSアイアンマン!盛大に街を破壊した戦いの舞台裏
11月4日に発売された映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のMovieNEXに収録されている、ハルクとアイアンマンの対決の裏側に迫った特別映像が公開された。
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主役級のキャラクターが集結している本作は今夏に公開され大ヒットを記録。同作のキャラクターが引き続き多数登場する来年5月6日全米公開予定の『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー(原題) / Captain America: Civil War』は、『アベンジャーズ』シリーズ新作とも位置づけられるなど、その勢いは止まらない。
今回公開されたのは、敵の特殊能力により心を操作され暴走したハルクを、対ハルク用の新装備「ハルクバスター」を身につけたアイアンマンが止めようとするシーンの制作秘話。リアルなCGが目立つバトルシーンだが、撮影はセットではなく南アフリカのヨハネスブルグの街中で行われたという。我を失ったハルクが暴れ回るシーンの撮影ということもあり、街はメチャクチャな状態となっており、車は何台も横転して吹っ飛び、人々は瓦礫(がれき)や砂ぼこりの中を大騒ぎで逃げ惑っている。
公開された動画に登場する視覚効果監修のクリストファー・タウンゼントによると、実際の撮影に入る前に周辺の環境をどう生かせば迫力が出るのかを念入りに検討したという。彼によると同シーンの脚本には“ハルク化”とだけ書かれていたそうで、そこからハルクの大暴れを予想し、強さを強調するためにあらゆる手段をつくしたそうだ。実際に建物や車を爆破させ、臨場感たっぷりに撮影された映像は、ハルクやハルクバスターのアニメーションやCGを重ねていくことで、この映画トップクラスのアクションシーンとなっている。
盛大に街を破壊し暴れまくった超人・ハルクは、映画『マイティ・ソー』シリーズ第3弾『ソー:ラグナロク(原題) / Thor: Ragnarok』(2017年11月3日全米公開)でもその登場がうわさされている。次はどこの街を舞台に暴走するのだろうか。くれぐれも出くわさないように注意したい。(編集部・海江田宗)
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のMovieNEXは発売中