中曽根康弘元首相役にケイリー=ヒロユキ・タガワ!ロナルド・レーガン題材の映画で
映画『ラストエンペラー』、『ライジング・サン』などでおなじみのケイリー=ヒロユキ・タガワが、元米国大統領ロナルド・レーガンを題材にした映画『レーガン(原題) / Reagan』で、日本の中曽根康弘元首相を演じることが The Hollywood Reporter ほか複数メディアで報じられた。
本作は、映画『X-MEN』シリーズのラルフ・ウィンターとマーク・ジョセフが共同で製作予定の作品。レーガンが反共産主義のリーダーとしてSAG(全米映画俳優組合)に所属していた頃から、彼の活動を監視していたソ連のKGB職員ヴィクトル・ペトロビッチの観点で描かれるドラマ作品で、ヨハネ・パウロ2世、英国のマーガレット・サッチャー元首相、中曽根元首相などが登場するようだ。
キャストでは、レーガンをテレビシリーズ「ママと恋におちるまで」のデヴィッド・ヘンリーが演じ、そしてこのたび新たにケイリー=ヒロユキ・タガワが中曽根元首相に挑戦することになった。
中曽根元首相は現在97歳で、今回の選考について「レーガンを描いた映画で、ケイリー=ヒロユキ・タガワのような力強い性格俳優が契約したことは喜ばしいと思う。わたしは、彼の演技を楽しみに待っています」とコメントを残している。はたしてどのような作品になるのか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)