乃木坂46・生田絵梨花、舞台「リボンの騎士」で豹変!?
人気アイドルグループ乃木坂46の生田絵梨花が12日、赤坂ACTシアターで行われたミュージカル「リボンの騎士」の囲み取材に出席し、演出家から役者としての素質を絶賛された。
本作は、手塚治虫による国民的少女マンガ「リボンの騎士」のミュージカル版。シルバーランドの王子として育てられた女の子サファイア(生田)が“リボンの騎士”となり、本当の自分を取り戻すため、そして王国を守るために悪と戦うさまが描かれる。
いよいよ初日を迎える本日、神永圭佑、青木玄徳、乃木坂46・桜井玲香、上島雪夫(演出・振付)と共に出席した生田は、「緊張が解けない」と言いつつも、「わたしもお客さんとして観たいと思う世界観なので、それをやっとお客さんと共有できると思うと、とてもワクワクします」と手ごたえを感じている様子。
見どころは、「サファイアは男と女の2つの心を持っていてコロコロ人格が変わるので、さっきまで女々しかったのにいきなり男らしくなったというスイッチの切り替え」と胸を張る。また、「歌が多くてどんどんスピード展開する」そうで、「歌の中で気持ちを高めたり、思いを乗せたりすることを意識しました」とも語った。
また、初めて殺陣に挑戦した生田は、「最初は剣の持ち方や(鞘への)入れ方さえわからなかった」と振り返るが、「周りの(鍛えられた)筋肉の男性陣に教えてもらって、少しは強そうに見えるようになったんじゃないかなと思います」とニッコリ。その殺陣について、演出・振付の上島は「リアルな立ち回りより舞踊的にしています。(生田は)いつも踊って体をきれいに見せることに慣れているので、剣術シーンはきれいに見えると思います」と太鼓判を押す。さらに、「最近の若い子のパワーはものすごい」と舌を巻くと、「(アイドルとして)大きな舞台に立っている人は普通の人と違う何かを持っている。今日幕が上がると豹変すると思うので、それが楽しみです」と期待を寄せた。(取材・文:鶴見菜美子)
なかよし60周年記念公演ミュージカル「リボンの騎士」は11月12日~17日に東京・赤坂ACTシアター、12月3日~6日に大阪・シアターBRAVA!で上演