『007 スペクター』映画史上最大の爆破シーンでギネスに認定!メイキング映像公開!
人気スパイアクションシリーズ最新作『007 スペクター』に登場する爆破シーンが、映画史上最大規模の爆破スタントとしてギネス記録に認定されたことが明らかになった。現地時間10日、北京で行われた同作の記者会見で発表され、同時に爆破シーンの裏側を追ったメイキング映像も公開された。
対象となったシーンはモロッコで撮影されたもので、8,418リットルの灯油と、33キロの爆薬を使用。撮影前に、半径32キロメートル以内に住む人々に警告を発したといい、7.5秒以上続く、文字通りの大爆発となった。2010年の映画『インセプション』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞し、本作で視覚効果とミニチュア撮影のスーパーバイザーを務めたクリス・コーボールドが正式なタイトルホルダーとして認定されている。
シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリは、「クリス・コーボールドが、映画史における最大規模の爆破シーンを作り上げる偉業を成し遂げ、その業績をギネスワールドレコーズが認めたことは、実にすばらしいことです」と喜びのコメント。過去の『007』シリーズでは、2006年公開の『007/カジノ・ロワイヤル』が、ボンドカーとして登場したアストンマーティン・DBSを空中で7回転させるカースタントに挑み、ギネス世界記録に認定されている。
『007 スペクター』は、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンド役に挑んだ、大ヒットスパイ映画シリーズの24作目。前作『007 スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンを取り、自身の過去と向き合いながら、悪の組織スペクターを追うボンドの活躍を描く。現在公開中のイギリスでは、歴代最高の公開1週間興行収入をあげる大ヒットを記録。日本では12月4日より全国公開予定、11月27日~29日に先行上映が行われる。(編集部・入倉功一)