ポン・ジュノ『スノーピアサー』がテレビシリーズ化!
韓国の鬼才ポン・ジュノ監督の映画『スノーピアサー』をテレビシリーズ化する権利を、米トゥモロー・スタジオが手に入れたと The Hollywood Reporter が報じた。
同作は、フランスのコミック「LE TRANSPERCENEIGE」を原作とした近未来SFエンターテインメント。舞台は、地球温暖化を人工冷却物質で阻止しようとした結果、新たな氷河期に突入し17年が経過した2031年の地球。生き残った全ての人間は一台の列車に乗って生活しており、前方車両で以前と変わらぬ生活を送り人々を支配する上流階級と、奴隷のような扱いを受ける後方車両の乗客たちの壮絶な戦いを描いている。
テレビシリーズ版は、『チェーン・リアクション』『宇宙戦争』のジョシュ・フリードマンが脚本を執筆する。「僕はポン・ジュノ監督の作品の大ファンで、特に『スノーピアサー』が好きなんだ。考え抜かれていて、政治的で、面白く、恐怖感もあって、ずる賢い。その上、電車が舞台なんだ。巨大な電車だ。これ以上何を望む?」とフリードマンはコメントしている。
ジュノ監督は、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。(澤田理沙)