BIGBANGのT.O.Pがこっそり涙…日本での撮影を振り返る
上野樹里と T.O.P from BIGBANG チェ・スンヒョンが、ダブル主演を務めたdTV日本独占配信ドラマ「シークレット・メッセージ」のハードなスケジュールの苦労を明かしつつ、韓国と日本という異国の撮影で受けた刺激を語った。
韓国で暮らす駆け出しの女優ハルカ(上野)と日本で暮らす映画監督志望のウヒョン(スンヒョン)が、偶然つながったLINEのメッセージで、互いの顔も知らないまま交流を深めていくうちに惹かれあうさまを描くラブストーリーで、それぞれ異国での撮影を経験した上野とスンヒョン。
上野は劇中で披露した無言劇(ダンス)の撮影が印象的だったという。2週間程度でできるレベルのダンスが役柄に合っていると思った上野は、「日本でたまにレッスンをさせていただく先生と2時間スタジオに入って作った」というダンスを、撮影の合間にも練習して本番に臨んだ。「ちょっとしか使わないからと言っていた割には結構全部使われていてビックリしました」と笑顔をのぞかせた上野。「自分なりに等身大のハルカの気持ちを手作りで作って、それをそのまま監督が映像に仕上げてくださったというのが普通ではないことなので印象に残りました」と満足げな様子だった。
一方のスンヒョンは日本での撮影を挙げると、「元々僕は建築物に関心があって、日本の古い建物や韓国の古い建物がすごく好きなんです。日本の古い建物で撮影した部分があり、その家がとても気に入っていました。タイトなスケジュールで身体は疲れていても、その家から良い気運をもらいました」と振り返る。
さらに、「実は面白いエピソードがあります」と続けたスンヒョンは「1日に2~3時間しか寝られない状況でした。僕が今まで活動してきた10年間でこんなに大変なことはなかったというくらい大変だったんです」と本作の撮影が非常にハードスケジュールだったと明かす。「ですから誰も見ていないところで皆に隠れて、こっそりセットの中のトイレに行って泣いていたことがありました」。
この告白に上野が思わず「泣いていたんですか!?」と驚くと、「すごく眠たいし……」とこぼしたスンヒョン。「泣くぐらいだったら寝たらいいのに(笑)。私はお昼ご飯の時間に衣装を着替える所のカーテンを閉め切って隠れて寝ていました」と上野も睡眠時間の確保に苦労したそう。対するスンヒョンは「食事の時間はちゃんとご飯を食べたいんですよ」と食事時間は譲れない様子。ほほ笑ましいやり取りを見せた二人は、それぞれ少ない時間をやりくりして、過酷なスケジュールを乗り切ったようだ。(編集部・吉田唯)
「シークレット・メッセージ」は日本最大の映像配信サービスdTVで、日本独占配信中