「ゴシップガール」のチャック役俳優主演の新ドラマ 3エピソードでキャンセル
テレビドラマ「ゴシップガール」でチャック・バスを演じたエド・ウェストウィックの新ドラマ「ウィキッド・シティ(原題) / Wicked City」が3エピソードを放送したところでキャンセルされた。Deadlineなどが報じた。
今年の米テレビ界は、視聴率が低くとも、第1シーズンのエピソード数を削減して乗り切る傾向にあったが、「ウィキッド・シティ(原題)」はそれすらもできないほどの低さだったようだ。
同ドラマはもともと「L.A.クライム(原題) / L.A. Crime」と題されていた作品で、シーズンごとに設定が変わるアンソロジードラマになる予定だった。ロサンゼルスのさまざまな年代における政治やポップカルチャーなどを取り上げてつづられる犯罪ドラマで、第1シーズンはロックンロールとコカインの全盛期だった1980年代のサンセットストリップが舞台。『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』のボニーとクライドのような連続殺人犯ペアとそれを追うロサンゼルス市警2人を描いていた。
第1シーズンは11エピソードが製作される予定だったが、8エピソードまでを撮影したところで終了するとのこと。未放送分のエピソードが何らかの形で公開されるかは明らかではない。(澤田理沙)