チャーリー・シーン、知人にHIV陽性を打ち明け12億円以上ゆすられる
俳優のチャーリー・シーンが現地時間17日に放送された米NBCのモーニングショー「トゥデイ」でHIV陽性であることを公表した。感染を知ったのは4年前で、信頼できると思った人たちに打ち明けるもゆすられてしまい、1,000万ドル(約12億円・1ドル120円計算)以上を支払ったという。今回の公表をもってそうした支払いはやめるそうで、チャーリーは「今日、こうした牢獄から解き放たれた気がする」と語った。
チャーリーは4年ほど前にひどい頭痛を発症し、初めは脳腫瘍を疑ったそうだが、検査の結果、HIV陽性であることが判明。どのように感染したかは不明という。過去に関係を持った女性たちにはHIV陽性であることを告げているそうで、チャーリーの医師によると、チャーリーは投薬を続けており、エイズは発症していないとのこと。
HIVに感染したことが人生のターニングポイントになったと明かしたチャーリーは、HIVに感染している人たちの助けになりたいと続けた。
しかしTMZ.comによると、HIV陽性であることを知らされていなかったとして、チャーリーと関係を持った6人の女性が彼を訴えようとしているという。チャーリーはこの2年で少なくとも200人以上の女性と関係を持ったとされており、訴訟の数はこれから膨れ上がるのではないかと同サイトは予想している。(朝倉健人)