『トゥームレイダー』リブート版、監督が決定!
アンジェリーナ・ジョリー主演の映画『トゥームレイダー』のリブート版で、ノルウェーの新鋭ローアル・ユートハウグが監督に決定したと The Hollywood Reporter が報じた。また、『トランスフォーマー』第5弾に携わっているジェニーヴァ・ロバートソン・ドゥウォレットが脚本担当として交渉中だという。
『トゥームレイダー』は、トレジャーハンターのララ・クロフトが世界各地の遺跡で冒険を繰り広げるアクションアドベンチャーゲームが原作。2001年に公開されると、体当たりで迫力満点のアクションをこなしたアンジーを一躍スターダムに押し上げた作品でもあり、2003年には第2弾も封切られた。当時、米パラマウント・ピクチャーズが映画化権を保有していたが、『トゥームレイダー2』の興行が予想より芳しくなく、当初予定していた3部作は完結しなかった。
2011年に英国の製作会社GKフィルムズが新たに映画化権を取得し、2013年にMGMが同リブート企画に参加。今年初めごろに米ワーナー・ブラザースも加わったことで、ついに本格始動。今年9月には、『ハート・ロッカー』で女性として史上初となるアカデミー賞監督賞を受賞したキャスリン・ビグローの名前が監督候補として伝えられていたものの、ユートハウグ監督がその座を射止めた。
リブート版のストーリーやキャストなどの詳細は明らかになっていないが、ララの最初の冒険が描かれるとのこと。『ミュータント・タートルズ』のエヴァン・ドーハティ、『アイアンマン』のマーク・ファーガスとホーク・オストビーらがすでに草案に取り組んでおり、ジェニーヴァが参加すれば、それを改稿するものと見られている。(編集部・石神恵美子)