武田梨奈の鋭い蹴りに韓国アクション監督も興奮!「誘拐して撮影現場に連れていきたい!」
女優の武田梨奈が19日、都内で行われた韓国映画『ベテラン』公開記念来日イベントに来場、リュ・スンワン監督の前で鋭い蹴りを披露し、「撮影現場に連れていきたい!」と言わしめた。
『ベルリンファイル』のリュ監督の最新作となる本作は、金の力で政府さえも動かす横暴な大財閥と、ベテラン刑事(ファン・ジョンミン)率いる広域捜査隊の対決を描いたアクション活劇。韓国では歴代3位となる観客動員数1,340万人を突破した話題作だ。
イベントに登場した武田は「久々に何回も観たくなるアクション映画を観ました」と笑顔を見せると、「わたしが元々好きなのがダサカッコいい作品。最近はカッコ良くて魅力的な映画という作品がたくさんあるんですが、わたしのツボにハマるような作品がやっときたな」とワクワクした様子。
それに対してリュ監督は「こんな美女にほめられるなんて身の置き場がない」と照れくさそうにしながらも、「この作品は一見、愉快な作品のように見えるかもしれないが、その裏にはとても重いテーマが隠されている。そんなことを子供たちに引き継いではいけないからこそ、子供たちにも観てもらいたかったし、そのためには気楽に観てもらうことが必要だ。武田さんの感想もそういうところから生まれたのかもしれない」と付け加えた。
また、リュ監督に「映画の後半で(広域捜査隊の紅一点)ミス・ボンさんが前跳び蹴りを披露しますが、男の熱い映画の中で女性が活躍するのはあこがれ。ぜひ指導していただきたい」と武田が懇願すると、リュ監督も「喜んで」と快諾。実際に前跳び蹴りを披露すると、リュ監督も「僕も武田さんに蹴られたい!」と大絶賛。
さらに「指導するまでもなく、すごくかっこいいパーフェクトな姿勢を見せてもらいました。武田さんの別の蹴りも見てみたいですね」とリクエストする一幕もあり、武田は続けて後ろ回し蹴りを披露。その蹴りを目の当たりにし、興奮した様子のリュ監督は「武田さんを誘拐して撮影現場に連れていきたい! 次の映画がどんな映画かにもよるが、もし機会があったら」とラブコール。武田も「ぜひともお願いします」と日韓コラボに期待を寄せていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『ベテラン』は12月12日よりシネマート新宿ほか全国公開