特急ラピート『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』仕様の特別車お披露目!R2-D2たちが車内にも!
20日、『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作の幕開けを飾る『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を記念した南海電気鉄道の特急「ラピート」特別仕様車の内覧会が大阪市内で行われ、内装に至るまで同作の世界観に彩られたファン垂涎ものの全容が明らかになった。
【写真】特急ラピートが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』仕様に!
特徴的なデザインと青いボディーカラーから、親しみを込めて「鉄人28号」とも呼ばれているラピート。今回の特別仕様車では、その車両全体を、黒色が基調の「スターフィールド」で覆い、『フォースの覚醒』に登場するキャラクターを各車両に配することで映画の世界観を表現した。
日光を美しく反射するその姿はまるで、同シリーズを代表する人気キャラクター、ダース・ベイダーのようだ。
各車両の外装には、『フォースの覚醒』に登場するキャラクターを配置。1号車と6号車がカイロ・レンとレイ、そしてBB-8。2号車と5号車がフィンとキャプテン・ファズマ、3号車がポー・ダメロンとファーストオーダー ストームトルーパー、そして4号車が往年のファンにはおなじみのキャラクターC-3PO、R2-D2、チューバッカとなっている。
外装だけでなく、内装も完全に『スター・ウォーズ』仕様にチェンジ。車内に入ると、客室扉に描かれた各キャラクターが乗客をお出迎え。客室通路には星の輝く「スターフィールド」のラッピングが施され、宇宙船に搭乗しているような気分を味わえる。
先頭車両には、最高時速120キロのスピードで難波~関西空港駅間をつなぐ、ラピートの旅を見守るかのようなR2-D2のフィギュアを設置。コンセプトは、関空を通じて世界へとつながる特急ラピートのイメージと、同作の世界観に共通する「旅立ち」「冒険」だ。
南海電気鉄道株式会社の専務取締役 鉄道営業本部長の金森哲朗氏は、「昔からのキャラクターと新作のキャラクターをちりばめた、非常に楽しい車内になった。往年のファン、今回初めて『スター・ウォーズ』を観るファン、そして鉄道ファンの皆さまに楽しんでいただきたい」と自信をのぞかせる。
また、世界的な人気を誇る『スター・ウォーズ』とのコラボレーションによって、国内外を問わずラピートの知名度アップと乗客の増加も視野に。昨日から「帝国のマーチ」と共にラピートが銀河を走るテレビCMの放送もスタート。特急引換券や関連グッズの発売も予定しているという。(編集部・入倉功一)
特急ラピート「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』号」は11月21日から2016年5月8日まで難波~関西空港間で運行
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日 18時30分より全国一斉公開