乳がん闘病の北斗晶、髪が抜け出し丸刈りに「笑ってくれた方が救われる」
乳がんのため右乳房全摘出手術を受け、現在は抗がん剤治療中の元女子プロレスラーでタレントの北斗晶が19日、オフィシャルブログで丸刈りにしたことを明かした。
ロングヘアだったころの画像と共に「今年の夏は長かった」と切り出した北斗は、自身の髪について「いよいよ…ボロボロボロボロ、抗がん剤の副作用でここ数日がホラー映画の様に抜け始めた」と告白。「掃除も大変だし、手ぐしで抜く癖がついてきちゃったから…も~こうなったら潔く剃っちゃえ」と決意にいたるまでの経緯をつづった。
覚悟を決めたとはいえ、「絶対に泣く」と苦しい胸中を明かした北斗だが、まずは前髪をバッサリと短くした画像と共に「ここで皆んなで大笑い!!!!!!」(原文ママ)と周囲の温かい反応を報告。そのまま、明るく丸刈りになるまでを写真と共に紹介すると、「立ち会ってくれたみんな。笑ってくれて有難う私の場合は…こんな時は、笑ってくれた方が救われる。私の場合はね」と家族に感謝した。
さらに「泣いたって騒いだって…逃げられないなら笑った方がいいわ」と続けた北斗は、きれいに丸刈りとなった自分を笑顔で囲む家族との写真を掲載した。一方、夫で同じくタレントの佐々木健介は、自身のブログでこのときの北斗の様子を振り返ると、「泣かなくて良かった~」と安堵。二人で元気にピースサインを決める画像と共に「一緒に頑張っていこうね」とつづっている。
北斗は今年の9月23日に乳がんであることをブログで告白。翌24日に右乳房全摘出手術を受けたことを明かしていた。(西村重人)