岡田准一の妻役に綾瀬はるか!『海賊とよばれた男』吉岡秀隆×染谷将太×鈴木亮平×ピエール瀧ら豪華キャスト!
岡田准一と山崎貴監督がタッグを組む映画『海賊とよばれた男』の追加キャストが28日、東宝スタジオで行われた製作報告会見で明らかになり、吉岡秀隆、染谷将太、小林薫、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるかという豪華キャストがお披露目された。
第10回本屋大賞第1位を獲得し、上下巻の累計発行部数360万部を超えた百田尚樹のベストセラー小説を実写映画化する本作。明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え石油事業に尽力した主人公・国岡鐡造(岡田)の生きざまを老年期まで描く。
若き日より鐡造を支えた“店員”に吉岡、染谷、小林、鈴木、野間口、ピエールらがふんし、生涯、鐡造を思いながらも離れ離れになった妻ユキを綾瀬が演じる。会見には登場しなかったものの、堤真一、光石研、近藤正臣、國村隼もキャストに名を連ねている。
『永遠の0』の岡田、『寄生獣』の染谷、『ALWAYS 三丁目の夕日』の吉岡など、山崎監督作品の主演が勢ぞろいとなったことを踏まえ、「山崎組アベンジャーズみたいになっています」と冗談めかした山崎監督は、「原作も長いですし、映画にするのも難しい題材なので、信頼できる人の力を借りて、無理を言って集まってもらいました。他のキャストの皆さんも仕事をしたいなと思っていた人に集まってもらいました」と満足げな表情。
自身が主演し、2014年度の邦画興行収入ナンバーワン作品となった『永遠の0』に対する「ライバル意識は?」という質問に、岡田は「“ゼロ”を超えた感動を届けたいと思います」と力強く語った。吉岡も「『永遠の0』がライバルということで、『三丁目の夕日』から駆け付けました。“夕日町三丁目”から援護ができるよう頑張ります」と付け加え、会場を沸かせた。(取材・文:壬生智裕)
映画『海賊とよばれた男』は2016年冬、全国東宝系にて公開