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『ライオン・キング』以来の悲しい別れ…?ピクサー最新作、感動映像

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弱虫な恐竜アーロと少年スポット
弱虫な恐竜アーロと少年スポット - (C) 2015 Disney / Pixar. All Rights Reserved.

 数々の名作を世に送り出してきたディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』で、『ライオン・キング』(1994)における父子の別れに似た悲しいエピソードが描かれているという。今回公開された本編映像では、悲劇的な別れを迎える前の、主人公・恐竜アーロとその父が強い絆を深める感動的なシーンが披露された。

 本作は、もしも隕石が地球に衝突せず恐竜が絶滅していなかったら? という設定で、弱虫な恐竜アーロが家族と離れ離れになってしまい、家族の元に戻るべく奔走している途中で出会う少年スポットと大冒険を繰り広げるアドベンチャー。

 公開された映像では、兄姉に比べて体が小さく、何をやってもうまくできない弱虫なアーロを心配した父が、家族が寝ている間に二人だけの“秘密の場所”にアーロを連れ出す。アーロは小さな一匹の虫すらも怖がるが、父が息を吹きかけると、虫はたちまち幻想的な光を放ち飛び立つ。怖くて仕方がなかった暗闇も小さな虫も、見え方が変われば、目の前には美しい世界が広がるのだと知ったアーロ。「怖さを乗り越えることで初めて見ることのできる世界がある」という父の言葉が心を打つ。本作の製作総指揮を務めたジョン・ラセターが「ピクサーが今まで作ってきた中でも最も感動的なシーンだ」と語るほどの名シーンとなっている。

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 ディズニーによる父子物語といえば、動物の王国を描いた『ライオン・キング』が挙げられる。同作では、子供を愛するがゆえの行動で、命を落とす父親ライオンの姿が人々の涙を誘った。本作でもそれに通じるシーンがあり、『ライオン・キング』以来、最も切なく悲しい父子の別れが描かれているとの呼び声が高い。(編集部・石神恵美子)

映画『アーロと少年』は2016年3月12日より全国公開

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