土屋太鳳、Hey! Say! JUMP知念侑李とダンス！内村光良監督作の新キャスト発表

　Hey! Say! JUMP の知念侑李と原作・脚本・監督も務める内村光良がW主演する映画『金メダル男』に、NHK連続テレビ小説「まれ」で脚光を浴びた土屋太鳳が出演することが明らかになった。土屋は主人公の高校時代の後輩を演じ、劇中ではセーラー服姿を披露するほか、知念とのダンスシーンにも挑戦した。

　日本中が東京オリンピックに沸いた1964年生まれの男・秋田泉一（内村）は、幼少期に徒競走で一等賞をとったことをきっかけに世の中のあらゆる一等賞を目指す「金メダル男」への道を突き進んでいく。

　若き日の泉一を知念、ヒロインを木村多江が務めることが明かされていたが、さらに、上京した泉一が入団する風変りな劇団「和洋折衷」の代表・村田俊太郎をムロツヨシ、泉一が高校時代に立ち上げた「表現部」の後輩で、淡い恋心をいだく相手・横井みどりを土屋太鳳、放浪癖のある自由奔放な泉一の父・留一を平泉成、泉一を全力で応援し続ける母・房江を宮崎美子、上京した泉一がバイトする寿司屋の大将・難波寅太を笑福亭鶴瓶が演じることが発表された。

　劇中キュートなセーラー服姿などを披露する土屋は内村について、「すごく静かだけど、狩人みたいに面白いものを狙ってる。本当はすごく内が熱くて、静かなライオンみたいな感じの方」という印象を抱いていたそう。撮影現場で時間を共にし、「なんて人を温かくする方なんだろうって。一緒に居ればいるほど、どんどん大好きになってくような、そんな素敵な方でした」と内村の人柄を表した。

　ムロは内村に宛て、「この作品に呼んでいただいてありがとうございます。ただ衣装合わせや撮影してる最中、『イメージ違うんだよなぁ』と言われるのは、まだいいんです。『こんなはずじゃなかった』と言うのはおやめください。 こんなはずです、監督」と切実なメッセージを送った。また、鶴瓶は「ウッチャン俺のこと絶対に憧れてないんで、だからウッチャンに憧れてもらおうと思って出たんです」と冗談めかすも、内村の監督ぶりに感心したようで、「次は内村監督、そして笑福亭鶴瓶主役。それがいいんじゃないですかね」と次回作への期待を寄せた。（編集部・小山美咲）

映画『金メダル男』は2016年秋全国公開