『ロッキー』伝説復活!スタローン、熱い魂の継承者たちを絶賛する特別映像!
シルヴェスター・スタローンが生んだ大ヒットボクシング映画シリーズの新章『クリード チャンプを継ぐ男』から、本国アメリカで好評価を獲得する感動のドラマを生んだ若きクリエイターたちとスタローンが、伝説復活の喜びを語る特別映像が公開された。
どんなに打ちのめされても立ち上がり続け、無名のボクサーからチャンピオンへと昇りつめたロッキー(スタローン)。『クリード』では、シリーズ第6弾『ロッキー・ザ・ファイナル』で名実共に現役最後の戦いを終わらせたロッキーが、『ロッキー4/炎の友情』でリングに散った永遠のライバル、アポロの息子アドニスと出会ったことで、再びボクシングの世界に身を投じるさまを映し出す。
公開された映像でスタローンは、“アポロの息子”というアイデアを、一本の人間ドラマとして見事に昇華させた本作について「終わったと思っていた物語が思わぬ形で再び語られる」と満足気。監督は、2013年に発表した『フルートベール駅で』が、アメリカで7館から1,063館まで拡大公開される異例のヒットを記録した新鋭ライアン・クーグラーが務めた。
熱烈な『ロッキー』ファンだった父親の影響で、セリフを覚えるほどシリーズにのめり込んでいたというクーグラー監督だが、わずか29歳の若手監督。スタローンも当初は「正直“こんな若者が?”と思ったよ」と苦笑するが、その熱意に「引き込まれた」と語る。
新たなロッキー伝説を受け継ぐアドニス役は、『フルートベール駅で』で主演を務め、『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』などの話題作に立て続けに出演するマイケル・B・ジョーダン。「スタローンは代表作を次の担い手に託してくれた」と感謝を述べるジョーダンは、「40年前にスタローンが生み出した傑作は、今も、そして40年後も輝き続ける」と熱くコメント。そんな若者たちの情熱が詰まった本作についてスタローンは「この作品が復活して感激だ」と笑顔を見せる。
全米では現地時間24日に公開を迎え、米大手レビューサイト Rotten Tomatoes では、批評家から92%、観客から96%の満足度を得る高記録をマーク。また初日成績において、およそ140万ドル(1億6,800万円)もの興行収入を稼ぎ出しているという(数字は宣伝調べ・1ドル120円計算)。(編集部・入倉功一)
映画『クリード チャンプを継ぐ男』は12月23日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて全国公開