Syfy局の新ホラー・ドラマ スタート前から第2シーズン決定
米Syfy局が新ホラー・ドラマ「チャンネル・ゼロ(原題) / Channel Zero」の第1、第2シーズンの製作を発表した。The Hollywood Reporter などが報じた。
脚本はテレビドラマ「ハンニバル」のニック・アントスカが担当。各シーズン6エピソードから成るアンソロジードラマになり、2016年と2017年の秋にアメリカで放送されるという。
第1シーズンは、架空のテレビ番組「キャンドル・コーヴ」に取りつかれた男と、彼の子供時代に起きた連続殺人と、このテレビ番組の関係を描いたストーリーになるそう。「キャンドル・コーヴ」自体はクリーピーパスタ発祥のストーリーとして知られている。クリーピーパスタとは、インターネットのサイトからサイトへとコピペされる短い文章でつづられる恐怖談や都市伝説で、コピー・アンド・ペーストのスラング“コピーパスタ”から来ている。
第2シーズンはまったく違うストーリーになるらしいが、まだ内容については発表されていない。
一方、米FOX局も新ホラー・ドラマを企画しているそう。こちらはボブ・クランマーの小説「ザ・デーモン・オブ・ブラウンズヴィル・ロード」をもとにしたエクソシズムのドラマになるという。「ホーンテッド(原題) / Haunted」と題されたドラマは、アメリカで最も幽霊にとりつかれているという家をめぐる実際にあった話を描くとのこと。軍のエージェントの女性と悪魔研究者の元カレが組み、悪霊にとりつかれた家の謎を解明しようとするらしい。このペアの片方は霊の存在を信じていないというから興味深い。このドラマはまだ脚本が発注された段階で、ドラマ化されるかどうかは未定。(澤田理沙)