超豪華キャスト!映画『64』総勢15名のビジュアル公開 佐藤浩市、綾野剛、榮倉奈々、瑛太ら
「半落ち」「クライマーズ・ハイ」で知られる横山秀夫のベストセラー小説を2部作で映画化する『64-ロクヨン-前編/後編』のポスタービジュアルが公開され、総勢15名の超豪華キャストたちの姿が明らかになった。
たった1週間で終わった昭和64年に起きた未解決の誘拐事件(通称ロクヨン)と、それを起点とした県警記者クラブも巻き込んだ警察内部の対立、そして14年を経て新たに起きた「ロクヨン」を模倣した誘拐事件を、県警の広報官を中心に描いた原作は、警察、記者によるリアルな葛藤と攻防、さらに未だかつてない驚愕のミステリーを有する作品として、2012年の「週刊文春ミステリーベスト10」1位、2013年の「このミステリーがすごい!」1位などに輝いた。
主人公の広報官・三上義信を演じるのは日本映画界が誇る名優・佐藤浩市。三上の部下として奔走する広報室係長・諏訪に綾野剛。諏訪と共に広報室の紅一点として、三上を支える広報室婦警・美雲に榮倉奈々。広報室と対立する記者クラブを取りまとめる東洋新聞キャップ・秋川に瑛太。三上の刑事時代の上司で、かつてロクヨンの捜査班を務めた捜査一課長・松岡勝俊に三浦友和がふんする。
さらにロクヨン事件の被害者の父・雨宮芳男を永瀬正敏が演じるほか、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎ら超豪華俳優陣の共演が実現。メガホンは『ストレイヤーズ・クロニクル』『アントキノイノチ』などの瀬々敬久監督が取る。
また今回、本作の主題歌に小田和正の新曲「風は止んだ」が決定。瀬々監督が熱望し、小田にオファーしたことがきっかけで実現。小田自ら原作を読み、書き下ろした。小田が映画の主題歌を書き下ろすのは、2011年7月公開の『ロック ~わんこの島~』以来、約5年ぶりとなる。(編集部・中山雄一朗)
映画『64-ロクヨン- 前編』は2016年5月7日、『64-ロクヨン- 後編』は6月11日より全国東宝系にて公開