タモリにさんま、関根勤監督が出演を直訴したエピソード語る
タレントの関根勤が6日、都内で行われた初監督映画『騒音』のDVD発売記念トークイベントに飯尾和樹、イワイガワ(岩井ジョニ男、井川修司)、アマンダと出席。タモリや明石家さんまには出演を直訴したエピソードを振り返り、「人間関係は大事なんだなと思いました」と思いを語った。
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同作は突如現れた謎の地底人から街を守るべく5人の中年男が戦う姿を 描くコメディー。ほかにも千葉真一、小堺一機、YOU、そして実娘でタレントの関根麻里らバラエティー豊かなメンバーが顔をそろえており、関根は「(監督は)最初で最後というくらいの気持ちでした。次の事は考えず全力でいこうと思い、記念に出て欲しいと思ってタモリさんやさんまさんには直接オファーして、友情出演してもらいました」とにこやかに述懐。
タモリの場合はテレビ番組「笑っていいとも!」のリハーサル後に楽屋を訪問したそうで、「金曜の『いいとも』が終わった後に1時間だけください。ここ(楽屋)で撮りますとお願いして。それで、30分くらいで撮りました」と説明。
さんまの場合はテレビ番組「さんまのスーパーからくりTV」の現場で、「出てくださいと言ったら、さんまさんが『ちょっと待って』とマネージャーさん呼んで。『来年、関根さんの映画に出るから1日空けとけ』ってその場で決めてくれました」と即決したという。撮影は50分ほどで終えたそうで、関根は「一発OKで帰りました。うまかったね」と現場の興奮を語った。
そんな本人の人徳で実現したともいえるキャスト陣に、関根は「人脈使いましたね」と話し、「人間関係は大事なんだなと思いました。日ごろちゃんとコミュニケーションをとっていなかったら出てくれないですからね」と感謝しきりの様子だった。(取材・文:中村好伸)
映画『騒音』DVDは2015年12月9日発売