ロバート・ロジアさん死去 85歳
映画『スカーフェイス』のフランク・ロペス役で知られ、1985年の映画『白と黒のナイフ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたロバート・ロジアさんが亡くなった。85歳だった。
TMZ.comによると、ロバートさんはここ5年、アルツハイマー病を患っていたとのこと。12月2日(現地時間)に急に体調を崩した後、一時回復したように見えたが、その後、自宅で安らかに息を引き取ったという。33年来の妻オードリーさんと娘のシンシアさんが付き添っていたそうだ。「彼は最高の夫であり、父親でした」とオードリーさんはコメントしている。
タフな役柄が多かったロバートさんだが、映画『ビッグ』では玩具会社のマクミラン社長を演じている。おもちゃ屋で、床に置かれた大きな鍵盤でトム・ハンクスと一緒に、踊るようにピアノを弾いたシーンは有名だ。
テレビドラマでは、1989年のテレビシリーズ「FBI特別捜査官」で主演を務めたほか、数々のテレビ映画にも出演。また、「堕ちた弁護士 ~ニック・フォーリン~」「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」「HAWAII FIVE-0」などにゲスト出演していた。(澤田理沙)