マーベル「ブラックパンサー」映画化は『クリード』の監督がメガホン?
映画『フルートベール駅で』でサンダンス映画祭の審査員賞と観客賞をダブル受賞、『ロッキー』シリーズの新章『クリード チャンプを継ぐ男』などを手掛けたライアン・クーグラー監督が、マーベルコミックス作品「ブラックパンサー」の映画化で監督交渉に入ったことがDeadlineほか複数のメディアで報じられた。
【動画】ライアン・クーグラー監督作『クリード チャンプを継ぐ男』予告編
マーベル/ディズニーが製作予定の本作は、アフリカの小国ワカンダの国王ティチャラが、ブラックパンサーとして活躍する姿を描く。ティチャラ/ブラックパンサーは、国での責務を果たしながら、人並みはずれた身体能力の高さを利用して敵と戦ったり、アベンジャーズの一員として戦うこともあるキャラクター。
このティチャラ/ブラックパンサーは、映画『42~世界を変えた男~』『ドラフト・デイ』のチャドウィック・ボーズマンが演じることが昨年の10月に決定しており、このたび新たに、12月23日より日本公開予定の映画『クリード チャンプを継ぐ男』を手掛けたライアン・クーグラーが監督交渉に入ったようだ。
これまで同作の監督候補には、映画『グローリー/明日(あす)への行進』のエヴァ・デュヴァネイを含めた数人の監督の名前があがっていたが、交渉が成立しなかった。今作の公開は2018年2月16日で、その前に「ブラックパンサー」というキャラクター自体は、2016年4月29日に日本公開予定の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場することになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)