渡辺謙主演「王様と私」がグラミー賞ノミネート!
現地時間7日、米音楽界で最も権威ある賞とされる第58回グラミー賞のノミネーションが発表され、渡辺謙が主演した「王様と私」が最優秀劇場ミュージカル・アルバム賞にノミネートされた。
「王様と私」は、タイ・バンコクを舞台に、シャム国王と、その子供たちの家庭教師として招かれた英国人女性アンナの関係を描いたミュージカル。何度もリバイバルされてきた名作で、渡辺が主演した2015年版は、米演劇界最高の栄誉とされる第69回トニー賞でミュージカル・リバイバル作品賞など4部門に輝いたことでも話題を呼んだ。グラミー賞でも栄冠をつかむことができるのか、注目だ。
なお、第58回グラミー賞で最多ノミネートを果たしたのは、年間最優秀アルバム賞、年間最優秀楽曲賞など11ノミネートのケンドリック・ラマー。テイラー・スウィフト、ザ・ウィークエンドが7ノミネート、ドレイクらが5ノミネートで続いた。また、日本人では、最優秀オペラ・レコーディング賞に小澤征爾が指揮した「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:『こどもと魔法』)」が、最優秀ミュージック・ビデオ賞に Shin Nishigaki がビデオプロデューサーを務めた「LSD」(ASAP Rocky)がノミネートされている。
授賞式は2016年2月15日(日本時間16日)にロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催される。(編集部・市川遥)
「第58回グラミー賞授賞式」は2016年2月16日午前9時からWOWOWプライムで生中継