賞レースをリードしている『スポットライト』ワシントンD.C.映画批評家協会賞でも作品賞!
賞レースをリードしているといわれている映画『スポットライト(原題)』が、ワシントンD.C.映画批評家協会賞(WAFCA)でも作品賞を受賞した。
『スポットライト(原題)』は、米ボストンにおけるカトリック教会の神父たちによる児童性的虐待と、それが数十年にわたって組織的に隠ぺいされてきたという恐るべき事実を、1年に及ぶ取材によって暴いたボストン・グローブ紙の記者たちの姿を描いた作品。
ボストン映画批評家協会賞では作品賞、脚本賞、アンサンブル演技賞を受賞。ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードなどでも作品賞と脚本賞を受賞しているほか、ジャーナリストが選ぶサテライト・アワードでは作品賞、監督賞、助演女優賞を含む8部門でノミネートされている。
一方、最多受賞となったのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で、監督賞、美術賞、編集賞を獲得している。
2015年ワシントンD.C.映画批評家協会賞の主な受賞結果は以下の通り。(澤田理沙)
■作品賞
『スポットライト(原題)』
■監督賞
ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
■主演男優賞
レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
■主演女優賞
シアーシャ・ローナン 『ブルックリン(原題) / Brooklyn』
■助演男優賞
イドリス・エルバ 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』
■助演女優賞
アリシア・ヴィキャンデル 『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』
■脚本賞
ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー 『インサイド・ヘッド』
■アニメ賞
『インサイド・ヘッド』
■外国語映画賞
『サウルの息子』