貞子vs伽椰子、最恐ヒロイン共演!山本美月主演で映画化
『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子、Jホラー2大ヒロインの共演がついに実現する。山本美月を主演に迎えた映画『貞子vs伽椰子』が、来年6月に公開されることが明らかになった。
テレビの画面から飛び出し恐怖を振りまいてきた貞子と、人々を次々と襲う怨霊・伽椰子の共演企画は、今年4月1日に一日限りのエイプリルフールネタとして登場し世間を騒がせたが、『リング』シリーズのKADOKAWAと『呪怨』シリーズのNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンが映画会社の枠を超えてタッグを組み、いよいよ本格的に始動する。メガホンをとるのは、『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズなどでホラーモキュメンタリーの名手として知られる白石晃士監督。
併せて公開された特報映像では、暗く不気味な家の中が、歩く人の目線で映し出されていく。怯えたような女性の息遣いが時折聞こえ、まがまがしい音が鳴った方向には、ビニール袋に包まれたつまみ式の旧型テレビが。パチンと電源が入り、画面にお馴染みの井戸が浮かび上がると、そこから手が這い出てきて……。
主役に抜てきされた山本は「歴史のある2作品に両方出られるなんて、なんてお得でラッキーなんだろうと嬉しかったです。ホラー映画はもともと好きで、高校生の時にハマって白石監督の『ノロイ』も拝見したことがありました」と出演を喜ぶ。白石監督は「Jホラーを代表する貞子と伽椰子が対決するという、間違いなくJホラーの歴史に名を残すことになる本作のメガホンを取ることができ光栄です」とコメントし、「本作のテーマは『衝突』。最恐のキャラクター同士が衝突したら果たしてどうなるのか、そしてそこに蠢く人間ドラマ。乞うご期待下さい」と期待をうかがわせている。(編集部・高橋典子)
映画『貞子vs伽椰子』は2016年6月に全国公開