坂本龍一、ゴールデン・グローブ賞にノミネート!自身3度目の快挙
第73回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが10日に発表され、坂本龍一が音楽賞にノミネートされた。坂本はレオナルド・ディカプリオ主演の映画『レヴェナント:蘇えりし者』(来年4月日本公開)で音楽を担当。これまで2度同賞を受賞しており、これが自身3度目25年ぶりのノミネートとなる。
ゴールデン・グローブ賞は、映画界でアカデミー賞に次ぐ権威のある賞。坂本は過去に『ラストエンペラー』(第45回・1987年度)、『シェルタリング・スカイ』(第48回・1990年度)でも音楽賞を受賞。日本人ではほかに、『天と地』(1993)を手掛けた喜多郎が第51回で同賞に輝いている。
『レヴェナント:蘇えりし者』は、第87回アカデミー賞で作品賞・監督賞など最多4冠を獲得した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督と、人気俳優のディカプリオがタッグを組んだ話題作。狩猟中に瀕死(ひんし)の重傷を負ったハンターが、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐(ふくしゅう)するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描く。
受賞結果は、現地時間の来年1月10日に米ロサンゼルスで行われる授賞式で発表される。(編集部・中山雄一朗)