高良健吾が謎の男役!小泉&二階堂演じる母娘のもとに現る
高良健吾が、小泉今日子と二階堂ふみが母娘役で初共演する映画『ふきげんな過去』に謎の男役で出演することが明らかになった。そのほか、板尾創路、山田望叶、兵藤公美、山田裕貴、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、黒川芽以、梅沢昌代の出演が発表された。
本作が描くのは、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉)と女子高生の果子(二階堂)のひと夏の物語。北品川で暮らす果子のもとに戻ってきた未来子は自分が果子の本当の母親だと告げ、年頃の果子の多感な心は揺れ動く。
笑いと涙が交錯するストーリーで、高良は未来子を連れ去りに来る謎の男・康則を演じる。また、果子の甲斐性のない父親・タイチ役を板尾が務め、『私の男』で二階堂の幼少期を演じた山田望叶が本作では未来子と果子の親戚の子供を演じるほか、大竹、きたろう、斉木らシティボーイズの3人が癖のある街の住人としてそろって出演する。
高良は自身の役柄について、「とにかく不思議な居方だった」とし、「演る(やる)前までとにかく迷って、演るときにはなにも疑わずとにかく真面目にやりました。それがこの映画のズレになっていればいいなと思います。役で感じていた違和感もそのズレになっていればいいなあと思います」と撮影を振り返り、作品の出来栄えに期待を込めた。
また、メガホンを取った前田司郎監督は、高良とはもとから知り合いだったというが、「いつかがっつり一緒にやりたいと思っていた」と念願が叶っての本作となった。さらに、「ただただカッコいい男も、どこか抜けた憎めない美男子も両方できると思った」と高良の演技を評価している。(編集部・小山美咲)
映画『ふきげんな過去』は2016年夏、テアトル新宿ほか全国公開