モヒカンの松田龍平と前田敦子!YAZAWAとカープの故郷、広島へ
![広島でモヒカンが流行るかも?](https://img.cinematoday.jp/a/WzfrOE_X8LRD/_size_640x/_v_1449739315/main.jpg)
松田龍平と前田敦子が初共演している映画『モヒカン故郷に帰る』の予告編とポスターが公開され、売れないバンドマンの息子(松田)が妊婦の恋人(前田)を連れて故郷・広島に帰って繰り広げる、てんやわんやの家族の物語が明らかになった。
本作は『南極料理人』や『横道世之介』などの沖田修一監督がオリジナル脚本で挑む、広島を舞台にしたホームドラマで、松田や前田の他に、柄本明、もたいまさこ、千葉雄大といった豪華キャストが集結している。モヒカン息子・永吉(松田)が、妊娠した恋人・由佳(前田)を連れて7年ぶりに故郷に帰ると父親(柄本)のガンが発覚。母(もたい)や弟(千葉)、家族が再び集まって暮らす日々の悲喜こもごもが描かれる。
今回公開された1分半の予告映像は、永吉と由佳が東京土産を持ち、船に乗って故郷に帰るシーンから始まる。矢沢永吉をこよなく愛す父・治は白のスーツとハット、サングラスでビシッと決めて、コーチを務める吹奏楽部のメンバーに「YAZAWAは広島の義務教育です! OK?」と力説。広島カープが大好きの母は「あんたはなんで電話せんの?」と永吉に怒ったかと思えば、「ほんまにあの子で大丈夫?」と息子の恋人に優しく声をかけ、マイペースな由佳は「全部ちょうどいいっていうかぁ」と笑顔で返す。シーンの隅々に見え隠れするYAZAWAグッズやカープグッズも見逃せなく、沖田監督ならではのあたたかでハートフルなストーリーを予感させる。
![画像テキスト](https://img.cinematoday.jp/a/WzfrOE_X8LRD/_size_640x/_v_1449739315/mohican.jpg)
広島県にある島でオールロケを敢行した今作では、撮影時に“モヒ柑くん”というキャラクターが生まれるほど、島の方々から柑橘類の差し入れがあったそうだ。撮影中にキャスト・スタッフを見守っていたモヒ柑くんはストラップになり、前売り特典としてムビチケを購入した人にプレゼントされる。(編集部・海江田宗)
映画『モヒカン故郷に帰る』は2016年3月26日より広島先行、4月9日より全国公開