松坂桃李、もふもふクマ・パディントンにメロメロ
俳優の松坂桃李が17日、新宿で行われた映画『パディントン』日本語吹き替え版完成披露試写会に三戸なつめ、パディントンとともに出席し、自身が声優を務めた同作を力強くアピールした。
この日、松坂は登壇するなり「パディントン可愛いぜ」とパディントンを褒めちぎり、すっかりパディントンにメロメロの様子。アフレコ時も「パディントンの映像を観たときから可愛くて見とれていた。仕事抜きにそのまま観続けたかった」とその魅力の虜になった様子。主人公・パディントンの声を担当した同作については、「パディントンの声をやっているのが不思議だった。甥っ子に観させてあげたい。いろんな方に観てもらいたいけど、甥っ子もきっと楽しんでもらえる」と子どもも楽しめる作品だと述べた。
松坂とともに登壇した三戸は、「難しかったけど監督に親切に教えてもらった。パディントンが好きだったので幸せだった」と述懐。実際にパディントンに会ったらどうするかという質問には、「やっぱりびっくりする。でも連れて帰ってと言われたら喜んで連れて帰ってしまう。母もパディントンが好きで、パディントン柄のトートバックを一緒に使っていたから、母も喜びます!」とこちらも松坂に負けないパディントン愛を明かした。
最後に松坂は「ほんとにこの作品は絵本から飛び出してきたような世界で、紳士なパディントンがいろんなことに向き合っていく映画。のほほんとするシーンだけではなく、スピーディーなシーンもあって見どころ満載です!観ていただいたら感想を伝えてほしい」と力強く語っていた。
本作は、ペルーのジャングルからやってきた正統派・英国紳士のスピリットを受け継ぐクマ・パディントンがロンドンで繰り広げる冒険を描き出した作品。原作の児童小説「パディントン」シリーズは、40か国語以上に翻訳され、世界中で愛されている。(取材・文・波江智)
映画『パディントン』は2016年1月15日より全国公開