ベン・ウィショー&トム・ヒドルストンが英国王に!シェイクスピア戯曲ドラマ「ホロウ・クラウン」日本上陸
映画『007 スペクター』のベン・ウィショー、『運命の逆転』のジェレミー・アイアンズ、『アベンジャーズ』のトム・ヒドルストンという豪華な面々がイギリスの偉大なる王たちにふんしたBBCのシェイクスピア戯曲ミニシリーズ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」がついに日本上陸を果たすことが明らかになった。2012年にロンドンオリンピックを記念した文化的オリンピックの一環として企画され、そのクオリティーの高さと俳優陣の見事な演技で絶賛された本シリーズ。本日14日よりHuluで独占配信開始となる。
「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」を構成するのは、「リチャード2世」「ヘンリー4世(第一部・第二部)」「ヘンリー5世」(本国では全4話のものを、今回は全11話に分けて配信)。幕開けとなる「リチャード2世」の主演はベン・ウィショーで、英国王きっての美男子とささやかれ、その華やかな宮廷での生活と市民への過酷な徴税により、いとこであるヘンリー・ボリングブルック(後のヘンリー4世)に王位を奪われることになるリチャード2世の栄光と転落を演じる。ベンはこの演技で、英国アカデミー賞テレビ部門の主演男優賞に輝いた。
続く「ヘンリー4世(第一部・第二部)」で、リチャード2世から王の座を奪った冷静沈着なヘンリー4世を演じるのはジェレミー・アイアンズ。息子のハル王子(後のヘンリー5世=トム・ヒドルストン)に王位継承を望むヘンリー4世と、真面目な王に反発して父親を困らせていたハル王子との親子関係が中心に描かれる。最後の「ヘンリー5世」では、ヘンリー4世が崩御し、生まれ変わったような新国王ヘンリー5世がフランスに遠征して勝利を収めるまでを追う。
なお、本シリーズが批評家にも視聴者にも好評だったことを受け、シーズン2としてベネディクト・カンバーバッチがリチャード3世にふんする「ザ・ホロウ・クラウン:ザ・ウォーズ・オブ・ザ・ローゼズ(原題) / The Hollow Crown: The Wars Of The Roses」が来年本国イギリスで放送されることも決まっている。(編集部・市川遥)
ミニシリーズ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」は本日12月14日よりHuluにて第1話配信スタート 以降、毎週月曜日に1話ずつ配信予定(全11話)