石田純一、11年間思い続けた女性がいた
俳優の石田純一が14日、都内で行われた映画『あの頃エッフェル塔の下で』公開記念特別上映会に出席し、妻・東尾理子から「3回目の結婚はうまくいきそうだね」と言われ、抱きつかれたというエピソードを明かした。
フランスの名匠アルノー・デプレシャン監督が1996年の監督作『そして僕は恋をする』の続編として発表した今作。石田は「甘く切なくて苦い。ネタバレになるので詳しくは言えないですけど、とてもステキな初恋模様」と映画の感想を語った。自身の初恋は10代の時で、11年間同じ人への思いを貫いたものの、付き合ったのは1年半のみだったという。「すごく奥手だったんですよ。あまりにも真面目で手を出せなくて。男よりも女性は成熟していますからね。そこから恋愛や女性に対しては多少強引でもいっていいんだと気づいたんです」と初恋の苦い思い出が石田の恋愛観を形成したと述懐した。
そして石田は「恋愛は傷つくこともありますが、だからといってそれが恋を止める理由にはならない」とキッパリ。「恋の喜びや感動はいっぱいあります。皆さんには恋をすることを止めないでとお願いしたい」とメッセージを送り、「意外に男は度胸がないので。どうぞ女性がほんの少しのサインを出してあげてください。例えば『またご飯に連れていってください』なんて言われたら勇気百倍ですから。それだけで男は生きていけますから」と来場した女性客に呼びかけた。
また石田は東尾との結婚生活について「うまくいってますね」と円満をアピール。「僕たちは毎年4月に(ゴルフの)マスターズに行っているんですが、来年の3月が(第2子の)出産予定日なので、『今年は行かないで』と言われていて。でも『友達を呼んでいるし、そうはいかないよ』なんて言っていたんですが、この間、『マスターズには行かないことに決めた』と伝えたら、『ヤッター!』と言って抱きついてきて『3回目の結婚はうまくいきそうだね』と言ってくれた」とのろけていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『あの頃エッフェル塔の下で』は12月19日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開