アイアンマンVSキャプテン・アメリカ!友情が友情を引き裂く…『シビル・ウォー』日本版特報
アイアンマンとキャプテン・アメリカの激突、そしてアベンジャーズを二分する“禁断の戦い”を描くマーベル・スタジオの最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の日本版特報映像が公開され、友情に苦悩する二人の姿が明らかになった。
これまで数々の人類の危機を救ってきたアベンジャーズ。一方では戦いによる人的・物的被害が膨大なものになっていた。世界はそんな状況を危惧し、政府組織の管理下にアベンジャーズを置き、許可なしでの活動を禁止する。「一般市民を危険にさらしてしまった」という自責の念を持つアイアンマンは真っ先に賛成するが、「自らの行動は自らが責任を持つべきだ」という信念を持つキャプテン・アメリカは強く反発する。
一触即発の緊張感の中、テロ事件の犯人としてキャプテン・アメリカの旧友バッキーが指名手配されたのを機に、アベンジャーズはついに分裂してしまう。アイアンマンとブラック・ウィドウは直ちにバッキーの捜索を始めるが、「彼を助けられるのは自分だけだ」と過去を共にした無二の親友か、未来を共にするアイアンマンら仲間か、二つの絆に揺れるキャプテン・アメリカはついにある決断をする……。
公開された映像で、アイアンマンは「冷静に考えるんだ。法を破れば悪と同類だ」とキャプテン・アメリカの説得を試みる。しかし終盤、キャプテン・アメリカから「すまない。他に方法がなかった……友のために」と悲痛な決断を口にされ、「私も友だろ?」とマスクの下で悲しい表情を浮かべる。
アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrやキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスを筆頭に、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナーらおなじみのメンバーに加え、エリザベス・オルセン、ポール・ベタニーら『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で新加入したメンバー、さらに『アントマン』のポール・ラッドや、単独映画の製作が決定しているブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンなど、マーベル映画の集大成ともいうべき豪華キャストが集結。
かつてない壮大なスケールと、ヒーローではなく一人の人間として描くエモーショナルな友情のドラマをダイナミックに盛り上げる。(編集部・中山雄一朗)
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は2016年4月29日より全国公開