『テラフォーマーズ』主題歌は三代目JSBの“ヤバい”楽曲
進化したゴキブリと人類の壮絶な戦いを描く来春公開の映画『テラフォーマーズ』の主題歌に三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE (以下、三代目JSB)の楽曲が起用されることが明らかになった。同作でメガホンを取った三池崇史監督は、「彼らの音に溢れるヤバさが必要」と期待を寄せている。
原作は「週刊ヤングジャンプ」で連載中の人気コミック。人口増加に伴い貧富の差が拡大した2599年の日本では、新たな居住地を求めて火星地球化(テラフォーミング)計画が始まっていた。そこに立ちはだかるのが火星で異常進化を遂げ、二足歩行のヒト型となったゴキブリだった。駆除のために送り込まれた15人の日本人とゴキブリの未来をかけた戦いが始まる。
衝撃的な内容だけでなく、伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬ら豪華キャストが顔を揃えることでも話題となっていた本作だが、さらに主題歌を若者から絶大な支持を受ける三代目JSBが務める。原作コミックの大ファンでもあり、主題歌決定を喜ぶメンバーの岩田剛典は「映画と共に僕たちの新曲もどうぞ楽しみに待っていてください!」とアピール。
三池監督は、「素敵な事件になることを期待している。なんか、今時の日本映画ってユルいからね。“面白い映画は自分たちで創ろう”っていう主義の私にとって、彼らの音に溢れるヤバさが必要だった。剥き出しの J Soul を感じながら映画を楽しんで頂きたい」と熱いコメントを寄せた。
また、本作の小岩井宏悦プロデューサーは三代目JSBにオファーを断られたら、主題歌はなしでいくと決めていたとも明かし、制作中の楽曲について「一言で言うと“ヤバい!”です。とにかく聞いていてパワーがもらえる、それでいてどこかエモーションがこもっている、パンチがあってカッコいい。ハートがある熱い男たちへの応援歌を、同じだけハートがある熱い仲間からもらった、と言う印象です」と太鼓判を押した。(編集部・小山美咲)
映画『テラフォーマーズ』は2016年4月29日より全国公開