「宇宙兄弟」作者・小山宙哉描き下ろし『オデッセイ』ビジュアル公開!
小山宙哉による人気コミック「宇宙兄弟」と、マット・デイモン演じる火星に取り残された宇宙飛行士を描く映画『オデッセイ』が“宇宙”つながりでコラボレーション。これまでにテレビアニメ版「宇宙兄弟」とコラボした『オデッセイ』予告編も制作されているが、ついに小山描き下ろしのポスタービジュアルが公開された。
宇宙服を着たマットの顔のアップに「70億人が、彼の還りを待っている。」とあるのが『オデッセイ』の本ポスタービジュアル。コラボビジュアルでは、マットの代わりに「宇宙兄弟」の主人公・ムッタの顔が大きく描かれ、「ムッタも、彼の還りを待っている。」の文字が。楽しく描けたという小山は、「ポスターのマット・デイモン氏の顔を見ながら描いたので、今までで一番男前なムッタになりました(笑)。マット・デイモンさんありがとう。劇場でこの画が並べて展示されるのが楽しみです」とシャレを交えつつ、出来栄えに自信をのぞかせた。
また、小山は本作をひと足先に鑑賞したとのことで「最高に面白かった」と絶賛。「宇宙機器の見た目の作り込み、過酷な火星の描写とそこでの生活感、説得力ある科学考証など、とにかくディティールがきっちり全体まで行き届いていて、リアリティーがあり自分ももうそこにいるような体験ができました」とNASA全面協力のもと、緻密に描かれたことで再現されたリアリティーには感心した様子。
さらに、「まだ観てない人にはもったいないので具体的なことは何も語りたくない映画ですね」と話すも、「観終わった人とあれこれ語りたくなる映画です。今度『好きな映画は?』って聞かれたら『オデッセイ』と答えますね、これは」と公開を待つ観客の期待をあおるコメントを残した。
本作は、火星に一人残された宇宙飛行士のマーク(マット)が生き延びるために創意工夫をこらす姿と、マークの救出を試みる仲間たちの大胆ミッションを描く。一方、「宇宙兄弟」は子供の頃、一緒に宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟が、その夢を叶えるために奮闘する物語だ。(編集部・小山美咲)
映画『オデッセイ』は2016年2月5日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開