長江崚行、 “ゆる～い”発言で舞台『ヘタリア』キャストから総ツッコミ！

　俳優の長江崚行が23日、都内で行われたミュージカル「ヘタリア～Singin' in the World～」囲み取材に出席。共演者たちを“ゆる～いキャスト”と称し、総ツッコミを受けた。

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　日丸屋秀和の人気コミック「ヘタリア Axis Powers」をミュージカル化した本作は、主人公イタリアと彼を取り巻く国々を、史実とエスニックジョークを交えて描くドタバタ国擬人化コメディ。舞台で活躍する人気俳優たちが勢ぞろいで、囲み取材には長江崚行（イタリア役）、近江陽一郎（ドイツ役）、植田圭輔（日本役）、磯貝龍虎（アメリカ役）、廣瀬大介（イギリス役）、寿里（フランス役）、山沖勇輝（ロシア役）、杉江大志（中国役）、菊池卓也（オーストリア役）が出席した。

　廣瀬が「愛が詰め合わさった舞台になっています。最後のナンバーは、お客さんみんなで楽しめるので盛り上がっていただければ」とアピールすれば、植田も「びっくり箱のような作品」と称し、「『ヘタリア』らしい世界観を実現しておりますと断言できます」と胸を張る。そんな中、長江は「このキャスト陣を見てくださればわかると思いますが、本当にゆる～い感じで…」とぶっちゃけ、「誰がゆるいや！」と総ツッコミを受ける。しかし、それも愛ある故の発言。長江は「絆というかチームワークをそのまま『ヘタリア』の世界観に持って行けていると思います」と自信を見せると、「どこまでが台本で、どこからがアドリブかがわからないような“ゆるい”感じになっているので、みなさんも存分に楽しんでいただけるんじゃないかなと」と笑顔を見せた。

　この日はゲネプロも実施。ある日行われた世界会議。真面目に進行しようとするドイツだが、各国の発言で会議は混乱する……。そんな中、長江はヘタレだが憎めないイタリアを愛嬌たっぷりに好演。廣瀬はイギリスらしくロックナンバーをキメキメに歌唱。真面目な日本演じる植田は、扇子を使っての舞や美しい土下座を披露。各国固有の文化や風俗をキャラクターに投影し、囲み取材での発言通り、十分に観客を楽しませた。（取材・文：鶴見菜美子）

ミュージカル「ヘタリア～Singin' in the World～」は12月24日～29日までZeppブルーシアター六本木にて上演