又吉の「火花」映像化、NMB48山本彩、染谷将太、小林薫ら追加キャスト!
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹による第153回芥川龍之介賞受賞作を、インターネット映像配信サービスNetflixが林遣都を主演に据え、全10話の連続ドラマとして映像化する「火花」の出演者が追加発表された。NMB48(AKB48兼任)の山本彩、そして小林薫、田口トモロヲ、染谷将太、菜葉菜といった面々が出演することが明らかになった。
売れない先輩・後輩芸人が成功を夢見て、現実と夢の狭間で苦しみながらも、自分らしく生きる様を描く本作。お笑いコンビ「スパークス」でボケを務める主人公・徳永役に林、主人公が師匠と慕う「あほんだらけ」の先輩芸人・神谷役に波岡一喜、神谷と同棲している女性・真樹役に門脇麦の出演が伝えられていた。
そして今回追加キャストとして発表された山本が演じるのは、徳永と神谷が出会った熱海にある居酒屋の店員で、原作では物語の導入部にあたるシーンに登場する。本作への出演に際し、山本は「上京してきて、夢や野望をもって立ち向かっていく人の熱いメッセージみたいなものが込められているかなとも思います。私も自分に重ねて、がんばろうという気持ちになったので、ぜひみなさんにも観ていただいて、自分の目指すものへ取り組んでもらえたらなと思います」とコメントを寄せた。
そのほか、小林が武蔵野珈琲店の主人、田口が主人公の所属する事務所・日向企画の社長、染谷が日向企画のお笑い担当の社員、菜葉菜がその部下を演じる。また、徳永と神谷それぞれの相方もそろって発表された。主人公・徳永の相方に好井まさお(井下好井)、神谷の相方に村田秀亮(とろサーモン)と実際のお笑い芸人が抜てきされたかたちだ。
本作の総監督を務めるのは、『さよなら歌舞伎町』『ストロボ・エッジ』などの廣木隆一で、1話と9話、そして最終話では自らメガホンを取る。そのほかの各話の監督を『凶悪』の白石和彌、『南極料理人』の沖田修一、『探偵事務所5"』の久万真路が担当する。(編集部・石神恵美子)
連続ドラマ「火花」は2016年春よりNetflixにて配信開始予定