タランティーノ監督にハリウッドの星
クエンティン・タランティーノ監督が12月21日(現地時間)にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星を授与された。
【シーン写真】タランティーノ監督最新作『ヘイトフル・エイト』
映画『パルプ・フィクション』『レザボア・ドッグス』『ジャンゴ 繋がれざる者』などで知られる伝説的なタランティーノ監督の式典には、長年の友人でタランティーノ作品でおなじみのサミュエル・L・ジャクソンや、新作『ヘイトフル・エイト』のキャストなどが出席したという。
タランティーノ監督は現代のポップカルチャーに最も大きな影響を与える人物の一人として知られ、最新作の『ヘイトフル・エイト』は、これまでの作品の中で最も意欲的な映画だと言われている。
同作についてタランティーノ監督は、「この映画は南北戦争、特に、その余波を描いている。出てくるキャラクターたちは、戦争であったり、崩壊した社会であったり、誰もが何らかの形で生き延びた者たちなんだ。まるで世界滅亡後を描いた映画のように見えるかもしれない。ただ、(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の舞台となった)オーストラリアの奥地ではなく、雪と氷で覆われた、荒廃した場所が舞台となっている。そして、生存者たちは、もう存在しない社会の出身で、お互いに世界の終末の責任をなすり合っているんだ」とVariety誌に語っている。(BANG Media International)