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新『スター・ウォーズ』7か月間のオーディションにチューバッカが参加していた!

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フィン役のジョン・ボイエガ
フィン役のジョン・ボイエガ

 公開中の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』について、新キャラクターのフィンを演じるジョン・ボイエガが語った。

【動画】『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』来日インタビュー!

 本作の舞台は、映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』から約30年後。砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロインのレイ(デイジー・リドリー)が、ストームトルーパーの脱走兵フィン(ボイエガ)との出会いによって、運命が変わっていくというストーリー。キャストとして旧シリーズのマーク・ハミルハリソン・フォードキャリー・フィッシャー、新たにオスカー・アイザックアダム・ドライバーなどが出演し、映画『スター・トレック』シリーズのJ・J・エイブラムスがメガホンを取った。

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 キャスティングについて「僕は7か月にわたるオーディションに参加した。最後から2番目のオーディションは、スクリーンテスト用の(ストームトルーパーの)コスチュームを着て行い、当初は Hairy Dude(毛むくじゃらな男)に向かってセリフを話す予定だった。ところがその日、J・J・エイブラムスがスペシャルゲストを用意したと言って、現れたのはチューバッカだった! そのとき、思わず『アー』と叫んでしまった! 僕のオタクの部分が出てしまった瞬間だ。動くチューバッカの前でセリフを読んだことは素晴らしいオーディション体験だった」と感激したそうだ。

 ライトセーバーについて「僕ら俳優は、実際に撮影中はライトセーバーを持っていた。もちろん、そのライトセーバーに(編集で)多少のCGは加えられているが、実際に剣の部分が光って、さらに剣と剣がぶつかり合うと、光が飛び散るようになっていて、かなり映画内の映像に近いものだった。J・J・エイブラムスが、身体の動きは全て実用的な映像で撮ると語ったように、グリーンスクリーンが周りにある撮影ではなかった」と明かした。

 デイジーとの共演は「僕らは、撮影前にケミストリーリード(共演者が息が合うかテストすること)があった。デイジーは、僕の出演決定前にすでにキャスティングされていて、彼女と二人でいろいろなことを試してみたが、二人の息は合ったんだ。それはおそらく、僕もデイジーもロンドン出身で、お互いのんびりしているからかもしれない。でも、レイ役の彼女はびっくりするほどパワフルで美しい。個人的にレイは、今作の中でも最も好きなキャラクターの一人だ。そんな自然なデイジーと僕の関係が、映画にうまく映し出されていると思う」と語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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