伝説の『ロッキー』声優が叫ぶ「エイドリア~ン!」ファン感涙ものの特別映像!
映画『ロッキー』シリーズをはじめ、数々の作品でシルヴェスター・スタローンの吹き替えを務める声優・羽佐間道夫がナレーションを担当する、シリーズ新章『クリード チャンプを継ぐ男』の特別映像が公開された。
ディーン・マーティンやポール・ニューマンといった名優たちの吹き替えでも知られる羽佐間は、1983年、1作目の『ロッキー』(1976)がTBSの「月曜ロードショー」で初放映されて以降、ロッキーの声を担当している。
公開された特別映像では、そんな伝説のロッキー声優が、「全世界を熱狂させた あの伝説のチャンプが再び立ち上がる」と静かに語り始める冒頭から、怒涛のナレーションを展開。「ロッキーからクリードへ。受け継がれる王者の魂。夢に向かって突き進むすべての人々に贈る愛と希望と感動の物語」という熱いセリフの最後には、「エイドリア~ン!」とファン感涙ものの雄叫びを披露する。
これまでスタローンと対面したことはないものの、「このまま会わない方が素敵かも知れない」と語る羽佐間は、「心の底からアタックする、不屈の精神みたいなものをずっと貫き通している。そこは40年たっても同じ。彼の燃える魂が映像に反映されている。だから彼の人生とロッキーがオーバーラップする。それが賞賛の的になったんでしょうね」と『ロッキー』シリーズの魅力を分析。そのうえで、かつてリングに散ったロッキーの親友アポロの息子アドニスのファイトを描く『クリード』について「約40年間よく頑張った! この『クリード』の登場で、『ロッキー』は映画史に残るシリーズになったと思うよ」と熱いエールを贈っている。
同作で、病という新たな敵との戦いに挑むロッキーを演じたスタローンは、第73回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネートされるなどいぶし銀の演技を披露。作品自体も、米批評家サイト Rotten Tomatoes で、観客から90%を超える高評価を獲得している。(編集部・入倉功一)
映画『クリード チャンプを継ぐ男』は全国公開中