倉科カナも丸刈りに!?実写版『珍遊記』爆笑キャラ一挙公開
漫☆画太郎のギャグ漫画を実写映画化した『珍遊記』で松山ケンイチ演じる主人公・山田太郎を取り巻く6人の笑撃的キャラのビジュアルが公開となった。
今回お披露目になったのは、太郎と共に天竺を目指す修行僧・玄奘(げんじょう)(倉科カナ)、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、太郎の育ての親であるじじい(田山涼成)&ばばあ(笹野高史)、酔いどれ武闘家・中村泰造(温水洋一)、そして変身前の凶悪なルックスの太郎(ピエール瀧)。それぞれ一見、本人とわからないキョーレツなビジュアルとなっているが、中でも目を引くのが玄奘役の倉科だ。
NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」やテレビドラマ「花のズボラ飯」のほか、映画、舞台、CMで人気を博し、清楚&キュートなイメージで知られる倉科だが、本作では丸刈り頭に袈裟の出で立ちで、お下劣なセリフの応酬やド派手なアクションに挑戦。従来のイメージを一新するコメディエンヌぶりを発揮している。
倉科は、本作への出演の決め手をこう語る。「まあまあ下品なセリフのオンパレードなこの物語。マネージャーさんの心配はよそに、わたしは『お下劣な……でもどこか胸が熱くなるこの物語に、山口(雄大)監督、松山さんをはじめとする濃い個性の俳優さん方と一緒なら素直に参加してみたい』と思いました」。さらに、「玄奘を演じ少し時間が経った今、わたしは……なんてハレンチなセリフを言っていたんだろう? 隣には真ッ裸の松山ケンイチさん……それが当たり前の現場。やはり凄い作品に参加してしまったなと……思いました」と松山との刺激的な共演、底抜けにおバカなシーンが連発された撮影現場を振り返る。
丸刈りコンビの松山&倉科をはじめ、映画オリジナルキャラを演じる溝端の怪演、そして原作漫画にも“町一番のかぶき者”として登場するなど漫☆画太郎と親交の深いピエール瀧に「これ、俺じゃなくてもいいんじゃないか……と思いました(笑)」と言わしめるほどの特殊メイクなど、衝撃&笑撃のサプライズ満載の快作となっている。(編集部・石井百合子)
映画『珍遊記』は2016年2月27日より新宿バルト9他にて全国公開