ミレニアム・ファルコンもX-ウィングも本物だった!新『スター・ウォーズ』メイキング映像
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(全国公開中)から、メガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督のリアリティーに対するこだわりがうかがえる、実物大のメカの数々を捉えたメイキング映像が公開された。
映画史に残る人気SFシリーズの、新3部作の幕開けを飾る本作。撮影にあたり、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスからメガホンを受け継いだエイブラムス監督がこだわったのが、かつてルーカスも試みた、リアルなセットの構築だった。
公開されたメイキング映像では、ファンおなじみの宇宙船ミレニアム・ファルコンや、戦闘機X-ウィングといった機体が、一部のシーンでは、実際に人が乗り込めるように実物大で制作されたセットだったことが明らかに。新キャラクターのフィンを演じるジョン・ボイエガが、ミレニアム・ファルコンを前に「興奮で震えてるよ」と満面の笑みを浮かべる様子からも、本物の醸し出す迫力が、俳優陣から最高のポテンシャルを引き出したことをうかがわせる。
そのほか、新ヒロイン、レイ役のデイジー・リドリーをはじめとする若手キャストたちと、ハン・ソロ役のハリソン・フォードら旧作キャストたちが、現場で和気あいあいと過ごす様子も。ハリソンからハン・ソロのフィギュアにサインをしてもらい、子供のようにはしゃぐボイエガの姿は、見ているだけで笑みがこぼれてしまいそうだ。スタッフ全員がシリーズの大ファンだと語るプロデューサー、キャスリーン・ケネディの「世代を超えた人々の豊かな感性がこの作品を支えてる」という言葉が、本作の本質を言い当てていることがうかがえる映像に仕上がっている。
今月18日に公開された本作は、全世界週末オープニング興行収入で、歴代最高となる5億2,900万ドル(約634億8,000万円)をマーク。日本でも初日3日間で動員100万人を突破するなど、記録破りの成績をたたき出している。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル120円計算)(編集部・入倉功一)